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  Architecture + Construction Materials 2008 

 



木材の種類

 

ティンバーフレームハウスに使われる樹木

ダグラス-ファー(Pseudotsuga menziesii)

またの名をロッキーマウンテンダグラス-ファーで知られるこの有名な北米産樹種は大陸西部の内地広範囲に豊富に見られます。ときに樹高75mにまで成長し、コーストレッドウッドに次いで2番目の巨木です。

内地のダグラス-ファーは価値のある材木です。材は白色から淡黄色の辺材と温かみのある赤褐色の心材のすばらしい組み合わせです。このとても成長の遅い樹木からは緻密な年輪が生じ、成長の早いコースタルファー やパインに比べ水分含有量が少なめです。その結果加工されたティンバーは安定性が増加、またひび割れも減少し、ゆえにダグラス-ファーを重荷に耐えることが必要な構造に最適な優れた木材としています。

この通直な木目のティンバーは構造材、床材、家具、収納庫、ドア、窓枠、ハイグレードベニア、モールディング、または集成梁などの用途に最適です。また他にも多用途への可能性があります。

 

ウエスタンラーチ (Larix occidentalis)

またの名をマウンテンラーチ、もしくはウエスタンタマラックとして知られるこのラーチ種は北アメリカ西部の山々の森林原産です。この変わった落葉性の針葉樹(針葉が秋に枯れます)は高さ30~60mにも達し、幹の直径は1.5mにも及びます。

ウエスタンラーチはカナダで一番強度に優れた針葉樹のひとつであり木材は強く耐久性も十分あります。ラーチの心材の堅牢さ、その質感と色調(ダグラス-ファーに似ていますがより緻密な木目があります)は住宅の価値を上げます。また、その耐不朽性から度々屋外で利用されます。

 

ウエスタンレッドシーダー (Thuja plicata)

ウエスタンレッドシーダーはオレゴン州からアラスカ東南部に至る北アメリカ北西沿岸部のアメリカ先住民に多く利用された歴史があります。歴史的に住居、トーテムポール、カヌー、またお面など他にも数多くの美術工芸品、実用品の製作に利用されました。いくつかの北西沿岸の部族では彼らの生活基本品をあまりにも多岐にわたってこの木に依存していたため、彼ら自身を“レッドシーダーの人々”と呼んだほどです。

ウエスタンレッドシーダーは北アメリカで継続できるすばらしい資源のひとつです。すばらしく通直な木目を持つ巨木に成長し、北アメリカのどの針葉樹よりも一番長い寿命をもつ樹木のひとつです。シーダーは最も安定した針葉樹で、ヤニがなく心材は天然の耐腐朽性を持つことから 魅力的な外観や対候性が重要なあらゆる用途にひっぱりだこの木材とされています。さらにシーダーはシロアリの被害に対して非常に強いユニークな性質を持っています。また、もうひとつの有益な性質は低密度で細胞の空隙が多く含まれるために得られる優れた断熱性です。

加工前のシーダーは円熟した琥珀色、赤っぽいシナモン色、茶赤褐色まで幅広い色の豊かな肌合いの木目があります。この暖色系の色調は均等で緻密な木目の質感、そして滑らかな光沢とツヤによってさらに美しくなります。そのわけはシーダーには樹脂やヤニがほとんど無くオイルやステインから塗料、ペンキなど様々な仕上げを施すことができるからです。

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